あいあい橋

 撮影地: 高麗川(こまがわ)、埼玉県日高市高麗本郷(こまほんごう)巾着田(きんちゃくだ)
 形式: 木製立体トラス、全長91.2m(日本最長)、幅2.5〜5.1m3スパン

 あいあい橋は、1996年に高麗川に架けられた歩行者専用橋(同年、彩の国景観賞を受賞している)。
 ふるさと創生資金を基に建設された必要以上に豪華な木の橋だ。
 (注)本ページの画像は、Nikon COOLPIX 995 (334万画素)で撮影しました。

 あいあい橋、左岸上流から
↑あいあい橋(左岸上流から)
 高麗川を跨いでいるスパン。
 一見するとアーチ橋のように見えるが、実はトラス橋。
 部材は斜材(鋼棒)以外は、木材のようである。
 橋面には、
木の板が貼られている
   下から
  ↑下から
   トラスの部材には長さ2m前後で10cm角の
   木材が使われている。阿蘇の杉だそうだ。
   部材はボール状の鋼製ジョイントで結合されている。

  右岸から
 ↑右岸から
  木製で構造が複雑なので、この橋の
  維持管理には手間と金がかかりそうだ。
  次世代への負債とならねばよいが。
  左岸では護岸工事(フトンカゴ工法)が
  おこなわれていた。       

   左岸から
  ↑左岸から
   高麗川を跨いでいるスパンは、幅員が5.1mと
   広くなっている。欄干は鋼製で、ワイヤーを多用した
   凝ったデザインである。
   橋脚、橋台は表面がザラザラした石のようなコンクリートで
   造られている。発泡コンクリートだろうか。

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