水鳥橋

 所在地:前谷落、埼玉県北足立郡吹上町鎌塚一丁目
 形式:コンクリート桁橋(2径間連続)、全長 16.8m、幅 3.7m(歩測)

 水鳥橋

 水鳥橋(元荒川の右岸から)
 前谷落が元荒川の左岸へ合流する地点に
 架けられた歩行者専用橋。写真の手前側が
元荒川
 橋名のとうり付近は、水鳥の格好の遊び場である。
 和風のなかなか凝った意匠の橋で、屋根付き橋、
 不思議な形の4種類の親柱、桁隠し、全ての柱に
 擬宝珠ありと豪華である。

 水鳥橋
 水鳥橋(前谷落の右岸から)
 屋根の部分は、元荒川の側へテラスのように
 張り出している。屋根の下の欄干には直径1.8mの輪が
 付けられている。橋面は石貼りで周辺のパノラマ地図と
 [水鳥や
 むかふの岸へ つういつうい]という俳句の
 プレートがはめ込まれている。

   欄干と桁
   欄干と桁
   欄干の高さは115cm。コンクリート製だが木橋風の造りと
   なっていて、柱の上には擬宝珠が取り付けられている。
   桁の側面は桁隠し風の意匠となっている。
   橋台はコンクリートだと思われるが、表面は石積みとなっている。
   現在は行田市郷土博物館となっている。

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