名称不明の橋

 場所:高台排水路、埼玉県北埼玉郡北川辺町本郷〜駒場
 形式:コンクリート桁橋(3スパン)、長さ 5.8m、幅 3.3m、欄干(地覆) 0.25m 建設年:不明

名称不明の橋
↑名称不明の橋 (下流から)
 高台排水路の本郷橋から東側へ200m、旧流路に
 残された橋。旧流路は渡良瀬川の右岸堤防裾に
 沿っていた。高台排水路は北川辺領排水機場へと
 繋がっているが、現在は本郷橋から下流(東側)の
 流路は東武日光線に並行している。
 橋脚の断面形は小判型で厚さは非常に薄い。欄干には
 5箇所に開口部(直径0.3mの半円)が設けられている。
   桁側面
  ↑桁側面 (上流から)
   上流側には水門(ゲート幅1.4m×3門)が併設されていた形跡が残る。
   橋桁はコンクリ−トの床版(5.8m×1.1m×0.12m)を
   3枚並べたものだが、写真奥の2枚は明らかに新しい。
   コンクリートの質感から推定すると、最初に水門が建設され、
   後に下流側へ橋が併設されたと思われる。
   本橋が建設されたのは、昭和20年代だろうか。

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