下川橋

 所在地:文殊堂沢、埼玉県秩父市黒谷  [この付近の荒川]

 形式:鋼桁橋(1スパン)、長さ11.2m(歩測)、幅4.1m  建設:大正3年(1914)2月?

 下川橋  ←下川橋 (下流から)
 文殊堂沢が荒川の左岸へ合流する付近、国道140号線の東側
 東昌院の脇に架かる道路橋。文殊堂沢(土石流危険渓流)は
 以前は黒谷川と呼ばれていてようで、下川橋から100m下流、
 国道140号線の西側に架かる秩父鉄道の橋梁は黒谷川橋梁である。

 親柱(30cmの角柱、高さ91cm)には橋名と竣工年が
 刻まれている。大正3年竣工とあるが、現在の橋は
 当時の状態ではなく、改修されていると思われる
 素朴な意匠の橋で、欄干は高さ80cm。
 以前の欄干は鋼製のパイプだったと思われ、親柱に痕跡がある。

 橋桁と橋台

   
 ←橋桁と橋台
 5主桁の鋼桁橋であり、補強がなされている。
 橋台は練り石積み

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