小川陸橋 (JR八高線)

 所在地埼玉県比企郡小川町小川
 形式:下路プレートガーダ橋(1スパン、径間9.8m)  建設:昭和8年1933

 小川陸橋

←小川陸橋(西側から)
 JR八高線の小川町駅〜明覚駅の間に位置する。
 小川陸橋は小川町駅から南東へ700m、
 八高線と国道254号線が立体交差する地点に架かる。
 大塚陸橋が含まれる区間(越生〜小川町間の
 約13km)は、昭和9年(1934)3月に開通している。
 本橋には大きな改修の形跡はみられないので、
 開通当初のものであろう。

 桁と橋台



←桁と橋台
 桁下高をかせぐために、大塚陸橋は
 橋梁の形式として、下路プレートガーダが
 選択されたのであろう。竣工が昭和初期であり、
 鉄道橋としては比較的新しいので、桁下高は
 4.2mと余裕がある。
 桁には銘板が残っているが、塗装が4回塗りと
 厚いこと、高い位置に付けられていることから、
 鉄道省の文字しか判読できない。
 桁の支承は線支承(小判型)。
 小川陸橋の橋台はコンクリート製。

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