松住町架道橋 (JR総武線)

 所在地:東京都千代田区外神田一丁目
 形式:鋼ブレーストリブ・タイドアーチ橋(下路、1スパン)  全長72m  建設:昭和7年(1932)
 設計:鉄道省  製作:東京石川島造船所

 松住町架道橋
↑松住町架道橋(南側から)
 御茶ノ水駅と秋葉原駅の間に位置し、
 外堀通りと昌平橋通りの交差地点に架かる橋。
 写真手前には神田川が流れ、昌平橋が架かっている。
 鉄道橋としては、日本で最初のタイドアーチ橋である。

   ブレーストリブと橋台
  ↑ブレーストリブと橋台(秋葉原駅側)
   アーチ上部に見られるような斜材を使って組まれたトラス構造の
   ことを、ブレーストリブという。各部材は弦材がダブルレーシング、
   斜材がシングルレーシングで構成されている。
   松住町架道橋は、2ヒンジアーチで、支承はピン(写真右下)。

(参考文献) 日本の近代土木遺産、土木学会、丸善、2001、p.86-87


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