菖蒲沢橋梁 (東武東上線)

 所在地:埼玉県比企郡小川町東小川四丁目〜中爪
 形式:コンクリートアーチ橋(1スパン、内空幅6.0m) 延長16m(歩測)  建設年:

 菖蒲沢橋梁


 ←菖蒲沢橋梁
 東武東上線の小川町駅と武蔵嵐山駅の間に位置する。
 国道254号線(バイパス)の菖蒲沢橋から100m西側、
 菖蒲沢沼へと通ずる町道に設けられている。
 この付近の地形は丘陵の鞍部であり、沢と
 名付けられた窪地が多い。
 ここから300m東の中爪橋(国道254号線)の付近にも
 この橋梁と同形式のコンクリートアーチ橋がある。

 菖蒲沢橋梁
 ←菖蒲沢橋梁(北側から)
 この橋梁が含まれる区間(武州松山駅〜小川町駅間)は、
 大正12年(1923)11月に開通しているが、この橋梁は
 大正期ではなく、おそらく昭和初期に建設されたものだろう。
 斜橋でアーチの断面は卵形(多心円か)。
 わりと土被りがあるので、厳密には橋梁形式は
 アーチ橋ではなく、カルバートだと思われる
 擁壁はコンクリートブロック。

戻る:[鉄道橋] 東武東上線:[上り][下り