通潤橋の詳細

 袖石垣工法

    通潤橋の放水口
    ↑通潤橋の放水口
     木栓で蓋がしてあり、通水管の圧力が異常に高くなると、
     自動的に栓がはずれるそうです。
     有名な放水(秋水落とし)は、本来、通水管内に貯まった
     土砂を掃除するためのものです。
     ちなみに、予約すれば15分-5000円で個人でも放水ができます。
↑すそ広がりの袖石垣工法がわかります。
 石って正確なサイズに切り出せるんですね!
 九州と言えども山間部は寒い!、アーチにはツララ、袖には氷がはりついてます。
 ツララができるのは、通水管の漏水が激しくなった証拠だそうです。


   石管
   布田神社に奉納されている石管
   通潤橋と同じ物(だけど模型)
   石管は、90cm角で長さ50〜80cm、
   中が30cm角にくり貫かれています。

   修復工事後の橋上部
   2001年の修復工事後の橋上部
   改修前は石管を完全に埋没
   させていましたが、現在は一部が
   地表に現れています。
   石管と石管の隙間(目地)には
   漏水防止のための漆喰が
   詰められています。
    通潤橋の壁石
    ↑壁石は自然石の乱れ積みです。
     (四角に切り出した石ではありません)
     横から見ると、お城の石垣みたいでしょ。
     これを人力で積み上げたのかぁ(@_@;)
     石材は川の両岸や河床から採石したようです。
     ちなみに石は、溶結凝灰岩(自信なし)

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