千貫樋水郷公園

 所在地:荒川(左岸)、さいたま市桜区下大久保〜五関

 千貫樋水郷公園  ←千貫樋水郷公園(荒川側から)

 千貫樋水郷公園は、鴨川の旧流路跡を幅100m、
 長さ500mにわたり整備したもの。
 公園名は、この地点の堤防(現在は県道)に
 設けられた水門、千貫樋(写真奥に見える)に由来する。

 千貫樋水郷公園は広大な敷地を持つ公園で、
 周辺の道路には公園への案内板も出ているが、
 周りが住宅地に囲まれているので、
 なかなかどうして、すぐには見つからない(^^;)
 公園内には、水路、釣りのできる池、菖蒲園、
 子供の広場などがある。
                            千貫樋→

      千貫樋は、かつては荒川の洪水から
      浦和市を守る治水の砦であったが、
      今では役目を終え、道路橋(レンガ造りで
      築100年!)となっている。
      千貫樋の上には、県道57号(荒川の旧堤防)が
      通っていて、交通量はかなり多い。

      向かって左のアーチは、水路に改造されていて、
      チョロチョロと通水されている。
      右の水路は通路に改造されている。
      (中には落書きと照明設備が完備...うーん)
千貫樋
 千貫樋の中  ←千貫樋の中

 アーチ部の煉瓦は小口積みなので、内部から眺めると
 
長手積みとなる。側壁はイギリス積みで組まれている。
 内空幅2.5m、高さ1.8mあるので、腰を屈めないでも歩ける。
 ...って、水が流れてるよ(笑)
 右側に漏水の跡が見えるけど、そんなの気にしないっ!

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