天神沼樋の内部

 卵形管の内部
↑卵形管の内部(吐口側から)
 管を内側から眺めると、煉瓦が長手積みで
 組まれているのがわかる。
 奥には集水枡が見えるが、集水枡の
 湖面側の壁には取水口の形跡はない。
   集水枡の内部
  ↑集水枡の内部(上部から)
   中央に見えるのが卵形管。この集水枡に溜まった水は
   写真の上方向へ流れ(卵形管を通って)、天神沼樋の
   外へ排水される。
   集水枡の構造は、煉瓦造りの楕円マンホールである。
   円形ではなく、楕円形を採用した理由は不明。
   普通煉瓦と加工煉瓦を組み合わせ、
   小口積みで組まれている。
   枡の深さは2.6mで、卵形管の上端は集水枡の天端から
   1.6m下に設けられている。

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