旧忍川の弁才天

 旧忍川  ←旧忍川の左岸上流から

  辯天門樋から上流へ200m地点。
  左岸堤防から川の流れの中心に
  向かって突き出した箇所がある。
  見た目はまるで水制工のようである。
  写真中央に、弁財天の
  小さな祠(ほこら)が立っている。

   小さな祠
←小さな祠

辯才天(弁才天)と刻まれている。
昭和七年(1932)
 長野村 大野某建立とある。
武蔵国郡村誌の埼玉郡長野村(13巻、p.192)に
よれば、流れ(この付近旧字名)に宇賀社の存在が
記されているが、現在は見当たらない。
この辯才天は宇賀社(祭神は宇賀神)の系譜を
引き継ぐものなのか。

辯天門樋へ戻る