秩父橋 (その2)

 初代秩父橋の親柱


↑初代・秩父橋の親柱
 新秩父橋の左岸橋詰に保存されている。
 新秩父橋の建設工事中に、荒川の川底から
 見つかったのだという。旧秩父橋の建設工事の
 さいに、初代秩父橋を解体したさいの廃材は
 荒川へ廃棄されたのだろう。
 親柱は36mの角柱で高さは180cm。
 安山岩系の石材が使われている。
 意外に素朴な造形である。

 旧秩父橋の欄干と橋灯
↑旧秩父橋の欄干と橋灯
 中柱の上に橋灯が置かれている。
 欄干(手すり)と橋灯は、戦時中に
 金属供出されてしまったが、竣工当時と
 同じ形式へ復元されている。

    
   ↑旧秩父橋の親柱(左岸)
    90cmの角柱で高さは135cm。表面には
    石材だが、中はコンクリート製かもしれない。
    金属製の銘板(40cm×19cm)が付いている。

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