広島橋

 場所:備前堀八ヶ村落、北埼玉郡騎西町牛重(うしがさね)
 形式:コンクリート桁橋(2スパン)、長さ 5.2m、幅 3.0〜4.9m 建設年:不明

 広島橋
↑広島橋 (上流から)
 広島橋は県道149号線の西側300mに位置する。
 本橋の架かる備前堀八ヶ村落(農業排水路)は、
 備前堀川の源流の一つであり、ここから2.4Km下流で
 備前堀川の左岸へ合流する。広島橋は橋面の拡幅に伴い、
 右岸側は幅3.0m、左岸側が幅4.9mと改築されている。
 以前は欄干はなかったが、この時に現在の欄干が
 増設されたそうである。
 通行車輌の重量は3.0tに制限されている。
   桁と橋脚
  ↑桁と橋脚 (右岸から)
   橋のデザインは日本古来の石橋を彷彿とさせる。
   橋脚と橋台の構造は、
若泉の石橋(旧・元小山川、
   埼玉県本庄市)によく似ている。橋面の拡幅に伴い、
   下流側にはRC製の橋脚が増設され、橋桁は床版へと
   変更されている。以前の桁は石造りだったようである。
   橋台は凝灰岩系の石(90×26×30cm)を算木積みで
   組んであり、目地にはセメントが使われている。

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