あいのはし歩道橋

 場所:県道84号羽生栗橋線、埼玉県羽生市下羽生
 形式:鋼π形ラーメン橋(3スパン、最大スパン45m) 長さ 130m、幅員 3.1m  建設:平成4年(1992)3月 

 あいのはし歩道橋
 ←あいのはし歩道橋
 桁と橋脚がπの形に一体成形されたラーメン橋。
 橋脚の下端はピン支承で地面に結合されている。
 橋のアプローチ部は半円になっているので、
 上空から橋を眺めると、S字に似た形の曲線橋である。
 橋面は水平ではなく、中央のスパンに向かって、
 太鼓橋のように高くなっている。
 軽快なデザインの橋なのだが、初めて目にした瞬間は
 その奇抜さに、ちょっと違和感を感じた。

 
桁と橋脚
↑桁と橋脚
 竣工銘板によると使用鋼材はSM490AとSS400。
 製作は東綱橋梁(株)。奥に見える煉瓦風の建物は、
 羽生市産業文化ホール。100m東側(写真左方向)には
 
葛西用水が流れている。   

   
橋のアプローチ部
  ↑橋のアプローチ部
   橋面には煉瓦調のタイルが貼られている。
   欄干は鋼製で、高さは1.15m。
   外見は別として、橋全体には装飾的要素はほとんどなく、
   シンプルな橋である。

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