第三雀川橋梁 (JR八高線)

 所在地雀川(すずめ)、埼玉県比企郡玉川村日影(ひかげ)
 形式:上路プレートガーダ橋(1スパン、径間8.2m)  建設:昭和8年1933

 第三雀川橋梁
↑第三雀川橋梁(上流から)
 JR八高線の小川町駅〜明覚駅の間に位置する。
 雀川(一級河川)は玉川村の村内のみを流れる小河川だが
 頻繁に蛇行を繰り返しているので、八高線は三箇所で
 雀川を横断している。下流の五明地区が第二橋梁、
 玉川地区にあるのが第一橋梁である。形式は全て同じ。

   第三雀川橋梁付近の軌道
  ↑第三雀川橋梁付近の軌道
   丘陵地帯の山裾を開削し、軌道盛土がなされている。
   JR八高線の路線は玉川村五明から小川町小川までの
   約4Kmの区間で、県道30号飯能寄居線の東側を
   並行している。この付近では八高線と県道30号線は
   最も接近している。

 第三雀川橋梁


 ←第三雀川橋梁(右岸から)
  橋台はコンクリート製、
  桁の支承は線支承(小判型)。
  上流側に管理橋が併設されているが、
  それ以外は本橋には大きな改修の
  形跡はみられないので、橋梁本体は
  開通当初のままであろう。桁の側面には
  左岸上流側に銘板が残っている。
  なお、八高線の開通当時から、
  この付近は既に比企郡玉川村だった。
  大正末期に設置された
玉川村の道路元標
  今も残っている。

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