八間堰、十六間堰の周辺

 撮影地:南埼玉郡菖蒲町菖蒲

 八間堰・十六間堰の位置図
↑八間堰、十六間堰の位置図
 八間堰の下流(写真の左上)の川幅の狭い水路が、
 江戸時代に開削された見沼代用水。
   見沼弁財天
  ↑見沼弁財天(星川弁天)
   井沢弥惣兵衛は見沼の開発のさいに、
   水路に沿って要所要所に弁財天を設置し、
   水路工事の安全と豊作を祈願した。

 
星川
↑星川(上流から撮影)
 十六間堰の直後、弁天橋から。
 左隅の水しぶきは、調節ゲートから放水によるもの。
 ここから下流の星川は下星川と呼ばれ、6km先の
 蓮田市根金で元荒川の左岸に
合流する


   改修八間堰閘碑記
   ↑改修八間堰閘碑記
    八間堰と十六間堰の間、左岸の小公園にある。
    大正5年(1916)建立。八間堰を煉瓦造りで改修した
    (1913年12月起工、1914年4月竣工)のを記念したもの。
    堰閘の名のとうり、機能的にはチェックゲートだったようである。
    当時の八間堰は幅1間(約1.8m)のゲートを8門持つ堰であった。
    使用煉瓦数15万個と記されているので、埼玉県史上では、
    
末田須賀堰(元荒川、岩槻市、1905年)と1、2位を争う
    大規模な煉瓦堰である。

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