高麗川 - 巾着田 (きんちゃくだ)  [高麗川のページ一覧

 撮影地:埼玉県日高市高麗本郷(こまほんごう)、高麗川(こまがわ)

 巾着田は、西暦800年頃に朝鮮半島の高句麗(こうくり)から渡ってきた人達が住みついた土地である。
 高麗川が大きく蛇行した箇所で、上空から眺めると巾着の形(Ω)をしていることから、この名が付いた。
 巾着田の外周は約1.4kmあり、内部には水田が広がっている。

 (注)本ページの画像は、Nikon COOLPIX 995 (334万画素)で撮影しました。

 鹿台堰
↑鹿台堰(ろくだいせき) 右岸下流から
 巾着田の最上流に設けられている取水堰。
 左岸から巾着田へ農業用水を取水している。
 練り積みコンクリートで作られ、堰の中央には幅2m位の
 切り込みが4ケ所にある(筏流しに使われたそうだ)
   高麗川
  ↑高麗川(鹿台堰から下流方向の眺め)
   左岸には巾着田が広がる。
   右岸の河岸段丘上には西武池袋線の高麗駅がある。

 
鹿台堰からの農業用水路
↑鹿台堰からの農業用水路(上流から)
 水路の側壁は石積みである。
 写真左は巾着田に広がる水田。

   
水車小屋
  ↑水車小屋
   鹿台堰から取水した高麗川の水で回されている。
   水車の直径は2.5m位。

   
ニセアカシアの林
  ↑ニセアカシアの林
   あいあい橋の付近。
   通路の両側には日本最大規模で
   ヒガンバナが群生しているそうだ。

   
あいあい橋の上から眺めた上流方向
  ↑高麗川
   
あいあい橋の上から眺めた上流方向。
   この付近は巾着田の最下流である。
   左岸側では河道の改修工事が進行している。
   高麗川の岸辺は崖となっていて、レキ層が露頭している。

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