鎌塚橋 (かまつか)
場所:鎌塚落(の支流)、埼玉県北足立郡吹上町鎌塚
形式:コンクリート桁橋(1スパン) 全長
3.8m、幅員 9.1m(拡幅) 建設:昭和8年(1933)2月
←鎌塚橋 (下流から) 国道17号線の旧道が鎌塚落の支流を横断する箇所に 架かる橋。この支流はここから100m下流で鎌塚落へ合流する。 鎌塚橋は旧道が国道17号線と合流する鎌塚(北)交差点から 東へ100mの地点に位置する。旧道を挟んだ北側は ホームセンターDoitである。ここから400m南東に 架かる吹上橋(元荒川)と同様に、国道17号線(大宮〜熊谷間)の 改良工事のさいに建設された橋であろう。国道17号線の工事は 昭和6年から失業救済事業として実施された。 鎌塚橋は旧道の拡幅に伴い大幅な改修がなされている。 道路の反対側(北側)には、欄干と親柱は存在しない。 橋の構造(床版橋だと思われる)は変えられていないようだ。 現在、鎌塚地区は北足立郡吹上町に属するが、 この橋が架けられた頃は北埼玉郡下忍村であった。 吹上町郷土資料館には、下忍村の道路元標が保存されている。 |
←欄干と親柱 欄干(高さ57cm、天端の厚さ20cm)の開口部は 長方形(幅70cm、高さ20cm)だが、対角線方向に 斜めの部材が設けられている。見方を変えれば、中柱の間に 斜材を設けてトラス風の意匠にしたともいえる。 表面はコンクリートの打ち放しであり、仕上げはなされていない。 親柱は袖柱を兼用したデザインであり、 欄干と一体成形されている(吹上橋と同じ)。 橋名と竣功年は親柱の側面に直接、彫り込まれている。 この仕様も吹上橋と同じである。 |