通潤橋の通水管 (2001年11月23日撮影)
通水管からの漏水が激しくなったため、現在、通潤橋には漏水防止工事がおこなわれています。
1960年に国の重要文化財に指定されてから、1971年、1982-83年に次ぐ三度目の工事です。
普段は土で被われていて見ることができない3本の通水管が、18年ぶりに姿を現しました。
↑流入口側から 通水管に使われている石の管は約600個だそうです。 石管は、60〜90cm角で長さ約55cm、中が30cm角に くり貫かれています。 なお、通水管の入口と出口が曲がっているのは 水の勢いを弱めるためだそうです。 |
↑通潤橋中央部のアップ 今回の工事では、目地からの漏水防止と亀裂の生じた 石管の交換に重点が置かれるそうです。 通水試験をして、漏水箇所の特定や漏水原因の解明を おこなうそうです。 なお、石管の接着には在来工法である漆喰を使うそうです。 |