第二兜川橋梁 (東武東上線)

 所在地:兜川、埼玉県比企郡小川町靱負(ゆきえ)
 形式:鋼桁橋(3スパン、プレートガーダー+Iビーム)   建設:大正14年(1925)?

 第二兜川橋梁
↑第二兜川橋梁(上流から)
 東武東上線の東武竹沢駅と小川町駅の間、
 東武竹沢駅から南へ100mの地点に位置する。
 寄居駅〜小川町駅間は大正14年(1925)7月に開通している。
 各スパンは左から兜川、町道、JR八高線を跨いでいる。

   
銘板
  ↑銘板
   プレートガーダーに付けられたもの。
   文字は左から右へ書かれている。
   大正十三年 日本橋梁株式会社
   製作 大阪とある。

 プレートガーダー部
↑プレートガーダー部
 桁の長さは約17.5m。桁の側面は塗装が剥げかけていて、
 年期を感じる。Iビームとは桁高がかなり違うので
 橋台天端で架け違いとなっている。

   
Iビーム部
  ↑Iビーム部
   橋台は塗装されているので白いが、塗装の下はコンクリートだ。
   ただし橋台は形状が煉瓦橋台と同じであり、支承部には
   床石が設置されていることなどから、内部は煉瓦造りだが
   表面にモルタルを吹き付けてあるのかもしれない。

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