第一兜川橋梁 (東武東上線)

 所在地:兜川、埼玉県比企郡小川町小川
 形式:プレートガーダー橋(2スパン) スパン長13m(推定)  建設:大正12年(1923)?

 第一兜川橋梁

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 東武東上線の小川町駅と武蔵嵐山駅の
 間に位置する。この区間は大正12年(1923)11月に
 開通しているので、その時に建設された橋梁だろう。
 桁には大正12年、汽車製造会社製造と
 記された銘板が付けられている。

 橋脚
↑橋脚
 切断面が小判型をした煉瓦造りの
 橋脚で、上下流の側面には石を貼った、
 水切りが付けられている。
 桁下高は意外に高く、約4.5mある。

   
桁と橋台
  ↑桁と橋台
   桁高は約1.1m。橋台への支承は平面支承。
   煉瓦の平均実測寸法は225×104×55mm。
   機械抜き成形の跡が確認できる。
   擁壁は練り石積み(目地にモルタルが充填されている)。

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