さきたま火祭り (その1) (その2)

 さきたま火祭りは、毎年5月4日に、さきたま古墳群で開催される祭りで、今年(2003年)で
 第18回を数えます。地元:埼玉(さきたま)地区(正確には旧埼玉村)の皆さんが主体となった、
 さきたま火祭り実行委員会によって運営されています。
 会場で配られていたパンフレットによると、この祭りは古事記に由来するそうです。
 以下、パンフレットを要約:(天照大神の孫、ニニギの命がコノハナサクヤ姫と婚姻、姫は一夜にして身ごもり、
 嫌疑をかけられた。姫は疑いを晴らすために、産屋に閉じこもり自ら火を放ち、燃え盛る炎の中で
 海幸彦と山幸彦を生んだと古事記にある)
 つまり、さきたま古墳群とは、あまり関係ない(笑)故事なのですが、祭り自体は素晴らしいものです。
 (ちなみに、浅間山古墳にある浅間神社の祭神は、コノハナサクヤヒメ)

 祭り前日の様子
↑祭り前日の様子
 大芝生広場には古代の住居が姿を現します。
 これが祭りの舞台となる産屋です。

   火祭り開始の1時間前
  ↑火祭り開始の1時間前
   祭りが始まるまで広場では、様々なイベントがおこなわれます。
   祭りの開始は、夕陽が落ちるPM6:30からです。


主役達の入場
↑主役達の入場
 神秘的な音楽が会場に一杯に流れる中、祭りの主役、
 ニニギの命とコノハナサクヤ姫が入場してきます。
 毎年、一般公募の中から二人の若者が選ばれます。

   たいまつ行列
  ↑たいまつ行列
   古代人に扮した約300人が、手にたいまつを持って入場してきます。
   この行列には希望すれば、当日でも参加できるとのこと。
   見てるだけでも、火の粉が飛んできて熱かったよー(^^;)

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