源兵衛落 (げんべえ おとし)

 撮影地:埼玉県行田市、羽生市

 源兵衛落は延長約1.5Kmの農業排水路。行田市下須戸(しもすど)と羽生市下新郷(しもしんごう)
 境界付近から始まり、南へと流れ、行田市下須戸と藤間の境で星川(見沼代用水)の左岸へ合流する。

 源兵衛落の起点付近
↑源兵衛落の起点付近 行田市下須戸〜羽生市下新郷
 上流から撮影。写真の手前側はここから500m北の
 国道125号行田バイパス付近から流れて来る農業排水路。
 この地点で流路を直角に曲げる。余水は写真左の樋門を
 経由して、
関根落(農業排水路、源兵衛落の50m東側を
 並行して流れる)へ落ちる。
 起点付近の水路幅は2.5m。下流には掛樋(水路橋)が
 架けられている。源兵衛落は全区間が
 長方形断面(コンクリート製の柵渠)である。
   東団地の付近
  ↑東団地の付近(下流から) 行田市下須戸〜真名板(まないた)
   源兵衛落はくねくねと、頻繁に蛇行を繰り返して流れている。
   左岸には分水路があり、この水路は国道125号に
   沿って流れ、新郷橋(国道125号、関根落)の脇で関根落へ合流する。

 源兵衛落し排水機場
↑源兵衛落し排水機場(下流から)
 行田市下須戸〜藤間、見沼代用水左岸
 源兵衛落の終点、星川(見沼代用水)へ合流する。

  
源兵衛樋管
 ↑源兵衛樋管(右岸から)
  旧施設:源兵衛門樋は煉瓦造であった(明治36年(1903)竣工)。
  太田保育園の脇には、その遺構が残っている。

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