↑谷川橋 （上流から）
小川町、嵐山町、玉川村の境界付近、
槻川の嵐山渓谷の上流１Kmに位置する。
東へと流れていた槻川は、谷川橋の
下流から急激に流路を変え、南へ流れる。
谷川橋の下流には大平山（標高179m）が
位置し、槻川の河床には強固そうな岩盤が
露出している。谷川橋はこの深い谷を
一跨ぎにしている。
↑谷川橋
橋脚と桁が一体成形されたコンクリート製のラーメン橋（π型）。
３スパンに見えるが、構造上は１スパンである。
かつて槻川や都幾川には、谷川橋のような外観の
木製の方杖橋が数多く見られた。π型ラーメン橋は意外に
古い橋梁形式で、コンクリートではなく木で造られていた頃には
方杖橋と呼ばれていた。
