糠田橋 (ぬかた)
場所:荒川、左岸:埼玉県鴻巣市糠田、右岸:比企郡吉見町明秋 県道76号鴻巣川島線
形式:鋼桁橋(14スパン、中央の3スパンは箱桁) 長さ
776m、幅 9.8m 建設:昭和62年(1990)
↑糠田橋(中央部) 右岸側の河川敷、上流から撮影。 中央部は3径間連続の鋼箱桁。 他の径間よりも桁高が大きく、2点で支承されている。 なお、左岸のアプローチ部は本田(ほんでん)高架橋。 本田とは糠田地区の小字、一般的には新田に 対する在来村を指す。 |
↑糠田橋の親柱 左岸の鴻巣市は、ひな人形の名産地。 この親柱は人形の元祖である土偶を イメージしたものだという。 右岸の吉見町の親柱も、これと同じデザインだが、 説明板には、吉見観音の虎(左甚五郎の作との 伝承あり)を抽象化したと記されている。 |
↑糠田橋(河川敷から見た右岸部) 右岸に見えるのは、荒川の右岸堤防ではなく横堤。 これは荒川最上流部に設けられた横堤である。 全長1.1Kmの取付け道路が、横堤の上に設けられている。 |
↑糠田橋(右岸から) 右岸部の3スパンは曲線橋で、橋桁は4点で支承。 写真右には荒川の旧河道(明秋湖)が残る。 糠田橋の旧橋は冠水橋(昭和30年頃建設)、その前は渡しだった。 |