水量杭紀念碑
所在地:埼玉県加須市(かぞ)町屋新田、手子堀川
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天照皇大神宮の付近 (上流から) 手子堀川の左岸に隣接した高台に あるのが天照皇大神宮。 稲荷神社、浅間神社などが合社されている。 社は鶴ケ塚古墳(前方後円墳)の上に建てられている。 境内には水量杭紀念碑が残っている。 |
水量杭紀念碑 明治43年(1910)の大洪水での脅威を 後世に伝えるために設けられた水位標。 明治44年に町屋新田の村民が建立した。 石造りで幅23cm、厚さ13cm、地上高86cm。 杭頭の横線が当時の水位を表していると記されている。 天照皇大神宮は周辺の土地よりも2m位高い所に あるので、杭頭の高さを加えると、約3mとなるので、 当り一面は水面下に化したのだろう。 この杭の他にも天神堀(現在の中川)や 前沼落、道木堀などに合計16本の杭を 設置したとも記されている。 |
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