入間川橋梁 (東武鉄道 東上線)

 所在地:入間川、左岸:埼玉県川越市霞ヶ関東、右岸:川越市小ヶ谷
 形式:下路ワーレントラス橋(4スパン:62.4m×2+44.6m×2)、全長210m(推定)  建設:昭和39年(1964)

入間川橋梁
↑入間川橋梁(下流の左岸から)
 東武東上線の霞ヶ関駅と川越市駅の間に位置する。
 入間川には入間川橋梁から上流100mに
 小ヶ谷堰(農業用水の取水堰、固定堰)が設けられている。
 入間川橋梁は下り方向の越辺川橋梁とまったく同じ形式の
 トラス橋。桁の製作は東京鉄骨橋梁製作所であろう。(注)
  入間川橋梁
  ↑入間川橋梁(上流から)
  この橋梁は入間川の河川改修によって架けかえらたもの。
  右岸の下流側河床には、旧橋梁の橋脚ケーソンと思われる、
  楕円形の煉瓦構造物の痕跡が確認できる。
  また左岸堤防の川裏には煉瓦橋台が現存する。


  橋門構
 ↑橋門構(左岸から)


   
橋台の支承部
  ↑橋台の支承部
   (ピン支承)

(注)東武鉄道百年史、東武鉄道株式会社、1998のp.232によると、桁の製作は櫻田機械工業である。


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