通潤橋で水が運ばれる仕組み

 通潤用水路の摸式図
通潤用水路の摸式図
 笹原川から取水した水が、円形分水を経て6km下流の
 通潤橋へ運ばれ、さらに白糸台地(図の左側)へ
 送られる様子です。水は写真(1)→(2)→(3)と流れます。
  円形分水
 (1)円形分水
  笹原川の堰から取水した水を、白糸台地と笹原地区に
  均等に分配するための施設です(比率は白糸台地7:笹原地区3)。
  不公平がないようにと昭和31年につくられたもの。
  ここから通潤橋に水が流れていきます。

  通潤橋への入り口
 (2)通潤橋への入り口
  円形分水から6km下流の地点。
  手前が上流側で、入り口には水槽が設置されています。
  この水槽と通潤橋の橋面との標高差は7mもあります。

  通潤橋の吹き出し口
 (3)通潤橋の吹き出し口
  左上に見えるのが通潤橋です。
  用水は奥から手前へ運ばれ、
逆サイフォンの原理によって、
  この吹き出し口(水槽)へ流れこみます。

通潤橋へ戻る