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砲弾
↑砲弾 埼玉県川越市下老袋、氷川神社
 直径20cmで長さは50cm。台座には
 奉納 祈郷土出征兵士 昭和14年
 4月15日と記されている。
 日露戦争の戦利品だろうか。

  砲弾 埼玉県川越市下赤坂
 ↑砲弾 埼玉県川越市下赤坂、八幡神社
  直径25cmで長さは125cm。
  砲弾の側面に[記念]と陽刻されている。
  これも戦利品だろう。

  砲弾 埼玉県狭山市入間川三丁目
 ↑砲弾 埼玉県狭山市入間川三丁目
  八幡神社内の末社、入間川神社
  直径26cm、長さ98cmの砲弾。
  昭和6年11月 移改築記念。
  後ろには乃木希典書の戦傷記念碑(明治42年)

 砲弾
↑砲弾 埼玉県北足立郡吹上町大芦
 氷川神社、脇に戦利兵器奉納ノ記
 直径13cmで長さは43cm。台座には
 表忠と星のマーク。明治40年(1907)、
 従軍者建立とあるので、日露戦争か?

 砲弾 埼玉県朝霞市岡三丁目
↑砲弾 埼玉県朝霞市岡三丁目、氷川神社
  直径7cm、長さは20cmの砲弾が
  4つ。台座が奉納碑となっている。  

 戦利兵器
 ↑戦利兵器 埼玉県越谷市北川崎、川崎神社
  社殿の庇の下に砲弾とスコップが
  括り付けられている。境内に立つ、
  戦利兵器奉納碑(明治40年建立)によれば、
  これらは日露戦争の戦利品である。

  戦利兵器は奉納され、拝殿などの中に収められたようで、
  神社の境内に展示されていることは少ない。
  ただ、奉納碑が建てられている事例は多い。
  →
戦利兵器奉納の碑

 
↑砲弾
 群馬県千代田町赤岩、八幡神社
 直径15cm、長さ42cm。砲弾の表面に
 [除隊紀念 大正十三年十一月
 野重砲兵一等兵 鈴木金蔵]と
 陽刻されている。

  250Kg爆弾

 ↑250Kg爆弾 大里郡妻沼町葛和田
  老人憩いの家の敷地内にある。
  1945年製。全長150cm、直径36cm。
  利根川の中から見つかった16発のうちの
  一つ。太平洋戦争中に米軍爆撃機が
  誤って落とした不発弾である。

  戦捷紀念碑

 ↑戦捷紀念碑 大里郡川本町明戸、八幡神社
  荒川の左岸に鎮座する八幡神社。
  皇軍戦捷紀念碑の銘があり、明治三十八年、
  四十五年と刻まれている。
  高さ132cm、直径30cm

 謎の物体
  ↑謎の物体 荒川(左岸)
   埼玉県上尾市平方、橘神社

   旧平方村の村社:橘神社(旧名は氷川神社)の境内、
   社殿の脇に飾られた謎の物体。金属製で直径約1.0m、
   表面には数箇所にリペットが打たれていて、外見は
   まるで野球のボール。コンクリート製の台座の上に
   きちんと乗せられているので、放置ではなく、
   明らかに保存されたものだ。なお、橘神社には
   
平方村の道路元標、荒川改修工事で内務省が
   設置した
几号付きの水準基標など珍しいものがある。


   ↑謎の物体 矢場川(右岸)
   群馬県邑楽郡邑楽町秋妻、玉取神社

   玉取神社は栃木県足利市との境界に
   鎮座する。この物体は鳥居の前に置かれ、
   奉納 御大典記念の銘がある。
   金属製で直径1.2m、上尾市平方の橘神社とは
   据付け方が異なり、ハッチ状の金具が頂部と
   底部になっている。これは機雷だと思われる。

   


 魚雷


   ↑魚雷
   埼玉県深谷市新戒、東雲寺

   小山川が利根川へ合流する付近にある東雲寺の
   境内に置かれている。
   44式2号魚雷(明治44年製)だという。
   全長約5.5m、直径約0.5m、重量約1t。
   弾頭部のカバー(真鍮製?)に下瀬449の刻印があり、
   広島県の呉海軍工廠で製造されたものだという。

   


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