門樋橋

 場所:中川、左岸:埼玉県北葛飾郡栗橋町高柳、右岸:鷲宮町八甫(はっぽう)
 形式:鋼桁橋(2スパン)、長さ44m(歩測)、幅8m(推定) 建設:昭和39年(1964)?

 門樋橋
 ←門樋橋 (上流右岸から)
  県道3号さいたま栗橋線の道路橋。
  古門樋橋の1.3Km下流に位置する。
  橋名は天保三年(1832)に、羽生領の逆流防止水門として
  設けられた島川門樋に由来する。
  島川門樋は
権現堂川(旧.利根川)から島川へ洪水流が
  逆流するのを防ぐための水門で最初は古門樋橋の付近にあったが、
  設置場所が悪く、あまり効果がなかったようで、後に下流へ移されている。
  そこが現在の門樋橋の付近であった(高柳門樋とも呼ばれた)。

  門樋橋の右岸200mには宝泉寺池(江戸時代の洪水跡地)、
  内陸砂丘である鷲宮砂丘、旧堤防の跡がある。

 門樋橋
↑門樋橋 (上流左岸から)
 欄干は鉄パイプ製

  桁と橋脚
 ↑桁と橋脚(下流から)
  7主桁のPG

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