名称不明の橋

 場所備前前堀川、埼玉県久喜市下早見〜太田袋
 形式:木製の桁橋(3スパン)、長さ12.1m、幅1.8m、欄干高1.2m  建設年:不明(戦前からあるという)。

 橋詰め
↑橋詰め(右岸から)
 皆代橋のすぐ下流に架かる歩行者専用橋。
 総じて純和風な構造の橋である。
 橋面は板を並べ、桁に釘で打ち付けてある。
 現在の鋼製の欄干は増築(当初は欄干はなかった)。
  桁と橋脚
 ↑桁と橋脚
  もともとは完全な木橋だったものを、下部工のみコンクリートで
  補修したようである。上部工(桁と橋面)の構造は和風の木橋に
  よく見られるもので、主桁(丸太)と橋脚の間には台持木が設けられている。
  橋脚はコンクリート製(水抜き付き)、支承部は嵩上げしてあるようだ。

戻る:[木の橋へ]  備前前堀川の古い橋:[上流へ][下流へ