穴辺橋 (あなべ)

 場所:天王新堀、左岸:埼玉県北葛飾郡鷲宮町鷲宮三丁目、右岸:鷲宮一丁目
 形式:コンクリート桁橋(2スパン) 長さ 8m(歩測)、幅 5.6m  建設年:昭和11年(1936)11月

 穴辺橋
↑穴辺橋(上流から)
 県道152号線(加須道)から別れ、鷲宮神社の参道へと
 通ずる市道が天王新堀を跨ぐ地点の橋。鷲宮神社から
 北東へ300mの地点に架かる。わずかに斜橋である。
 橋名の穴辺はこの付近の小字名。老朽化が進行して
 いるようで、欄干からは部分的に鉄筋が露出している。
 桁の形式は床版だと思われる。
   欄干と橋脚
  ↑欄干と橋脚(右岸上流から)
   欄干は高さ73cm、中柱が設けられている。開口部は幌形。
   
柳橋(青毛堀川、鷲宮町中央一丁目)と似たデザインだ。
   コンクリートの打ち放しであり、表面には化粧は施されていない。
   親柱は装飾や意匠ががまったくない角柱(40cm角、高さ94cm)。
   橋脚は橋の規模からすると厚さが薄い。
   先端には水切りが設けられている。

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