荒川大橋

 場所:荒川、埼玉県熊谷市榎町〜村岡  建設:上り線:昭和44年(1969)、下り線:昭和55年(1980)
 形式:鋼桁橋 長さ 846m、幅 8.8m

 荒川大橋  ←荒川大橋(左岸上流から)
 国道407号線の道路橋。
 上流側が下り線(東松山から熊谷方面)、
 下流側が上り線.。下り線の路面高は
 上り線よりも1m位低い。
 左岸側と国道17号線を結ぶ通りは
 中世の鎌倉街道の名残りだという。
 それにちなんで、周辺の地区名は鎌倉町である。

 明治時代に木の橋(荒川大橋の前身)が架けられるまでは、
 荒川には村岡の渡しと呼ばれる渡船場があった。
 右岸側(村岡地区)の橋詰には、
 
先代の荒川大橋の遺構(トラス桁)が残されている。

 下り線の桁
↑下り線の桁
 ゲルバー桁である。連続桁(写真の左側)と
 吊桁(写真の右側)で構成され、連続桁の部分は
 片持ち梁となっている。

   橋脚と桁
   ↑橋脚と桁(下流から)
    上り線は4点支承、下り線は3点支承

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