会の川橋梁 (あいのかわ)
所在地:会の川、埼玉県加須市岡古井(おかふるい)〜馬内(もうち)
形式:プレートガーダー橋、煉瓦橋台、スパン長14m(推定) 建設年:明治36年?
|
↑橋台と桁 橋台は建設当時(明治35年)のものだと思われる。 しかし桁は当時のものではなく、後に架けかえられたようだ。 モーメントプレート(写真左端)や補剛材の形状から、 大正10年頃の標準設計(アメリカ系)に基づく桁だと推定される。 (→鉄道構造物探見、小野田滋、JTB、p.142) |
↑支承部 桁と橋台の間にプレートを挟んだ平面支承。 プレートと橋台はボルトで連結されているようだ。 床石が貼られていたと思われる部分は、 コンクリートで改築されている。 |
↑桁の内部 対傾構(写真中央の×印)と上横構(桁上部の斜めの部材)が 確認できる。これらの部材は桁を補強するもの。 |