脇田陸橋 (JR川越線)

 所在地:埼玉県川越市脇田本町〜東田町
 形式:プレートガーダー橋(5スパン:最大スパン長9.8m)、全長 25m(推定)  建設:昭和13年(1938)

 脇田陸橋  ←脇田陸橋(南側から)
 JR川越線の西川越駅と川越駅の間に位置する。
 写真の右方向が川越駅。
 脇田陸橋は西武新宿線と県道223号線を跨いでいる。
 この区間では東武東上線と川越線の路線は
 並行していているので、脇田陸橋の北側には
 東武東上線の
跨道橋が設けられている。
 JR川越線は川越市内に開通した最後の鉄道である。
 川越市の鉄道の歴史は、明治28年(1895)開通の
 川越鉄道(西武新宿線の前身)、明治39年(1906)の
 川越電気鉄道(現在は廃線)、大正3年(1914)の
 東武東上線となる。

 県道を跨ぐスパン
↑県道を跨ぐスパン
 形式は中路プレートガーダーだと思われる。
 脱落防止のためだろうか、桁と橋脚はワイーヤーで
 連結されている。RCラーメンの橋脚は
 歩行者用通路を兼ねている。

   
銘板
  ↑銘板
   鐡道省
   活荷重KS12 ??
   横河橋梁製作所東京工場製作
   昭和十三年 ??
   八幡製鉄所
   他に3社(判読不可能)
   昭和十三年は寅年なので、本橋は寅契橋であろう。

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