名称不明 (東武東上線)

 所在地:埼玉県比企郡小川町下里
 形式:コンクリートアーチ橋(1スパン、内空高2.8m) 延長14m(歩測)  建設年:

 この橋梁が含まれる区間(武州松山駅〜小川町駅間)は、大正12年(1923)11月に開通している。
 ちなみに武州松山駅とは現在の東松山駅、大正12年に設けられた菅谷駅は現在の武蔵嵐山駅。
 小川町の周辺に分布するこれと同規模の小橋梁は、どれも煉瓦橋台とIビームで構築されているので、
 この橋梁は大正期ではなく、おそらく昭和初期に建設されたものだろう。

 名称不明
↑名称不明
 東武東上線の小川町駅と武蔵嵐山駅の間に位置する。
 国道254号線の北側、角栄団地へと繋がる道路に
 設けられた斜橋。機能的には跨道橋だけでなく、
 水路を跨ぐ開渠の役目も果たしている。
   名称不明
  ↑名称不明
   アーチの断面は卵形(多心円か)。
   わりと土被りがあるので、厳密には橋梁形式は
   アーチ橋ではなく、カルバートだと思われる
   擁壁は石積み(目地にモルタルなしの空積み)。

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