立野橋 (たてのばし) - 矢部町指定文化財 -

 場所:上益城郡矢部町大字金内字立野
 架橋:嘉永3年(1850) 石工:宇一?
 長さ:30.3m 幅:2.6m 高さ:6.0m 径間:1.1m

 立野橋  橋全体の長さに対して径間が小さく、
 一見すると石橋というよりトンネルのように見えます。
 じつは、この橋は水路橋なんです。
 橋の上部の半分が道路、半分が用水路(福良井手?)に
 なっています。


 石組みが厚く橋の高さがあることから、
 一説には、
通潤橋建設のための試作品!?
 とも言われています。

金内橋 (かなうちばし) - 矢部町指定文化財 -

 場所:上益城郡矢部町大字金内
 架橋:弘化4年(1847) 石工:宇一、丈八(のちの橋本勘五郎)
 長さ:31m 幅:5.5m 高さ:7.4m 径間:(大)16.4m (小)5.0m

 金内橋  国道445号から、ちょっと外れた所にあります。
 金内川(御船川)と脇の用水路(福良井手)に架かる
 大小2連のアーチを持つ石橋です。
 この橋も
通潤橋と同じく、布田保之助が立案したものです。

 橋の欄干には「架橋150年」を祝う垂れ幕が・・。
 また、橋のたもとには親水公園も整備されていました。

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