高坂千年樋管

 所在地:東松山市西本宿1497、都幾川右岸  建設:1910年

  長さ 高さ 天端幅 翼壁長 袖壁長 通水断面 ゲート その他 寸法の単位はm
巻尺または歩測による
*は推定値
上流 15* 2.0 1.4     箱0.8* スライド  
下流 2.7    

 高坂千年樋管は、都幾川の右岸にある石造り樋門で、農業用水を送水している。
 県道344号の脇(都幾川の旧河道跡)に位置する。すぐそばには、東武東上線の都幾川橋梁がある。
 なお、この地点から下流700mにも石造りの樋門がある。

 上流から  ←上流から

 現在は堤防ではなく道路を横断している。
 部分的にコンクリートで補修されているが、
 建設当時の雰囲気を残している。
 ゲート巻き上げ機はボルトで天端に据え付けられている。
                          ゲートと翼壁→

      翼壁下部に生えた苔が100年の歳月を物語る。
      ゲートの幅は70cm、戸当りは石造り。
      ゲート巻き上げ台の側面には施設名、
      下流側の天端には竣功年が
刻まれている
ゲートと翼壁
 下流から  ←下流から

 翼壁の石積みは布積みで、
 構成する石材の大きさは、
90×30×15cm

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