邑楽用水 (おうらようすい)
諸元:コンクリートライニング、施設容量
5.46m3/s、延長 約16.6Km、灌漑面積 2,000ha
(始点)群馬県千代田町→明和町→板倉町→埼玉県北川辺町(終点)
邑楽用水路は利根川左岸の既存3用水路(明和用水、阪東用水、北川辺領用水)の合口連絡水路である。
(注)本ページの画像は、CAMEDIA
C-2000Z(211万画素)で撮影しました。
↑邑楽揚水機場 (千代田町) 邑楽用水は埼玉県側で取水し、沈砂後、 利根大堰上流の河床下を、 φ1600の鋼管を使って導水している。 機場の後ろに見えるのは、利根川の左岸堤防 |
↑邑楽用水路 (千代田町) 始点から、2km付近(上流側より撮影) 水路幅は2mくらい。水路に浮いている 黄色い球は、(たぶん救命用の)浮き輪 |
↑新堀川を横断 (明和町) おお、水路橋!流速は約1m/s:落ち葉を流して 計測(笑)。新堀川は谷田川(一級河川)の支川。 |
↑ゲート (明和町) 下流側から撮影。 丸島水門(現.丸島アクアシステム)製。 (たぶん)水位調整用です。 |
(補足)日本の公害問題の原点といわれる足尾銅山鉱毒事件。
明治33年(1900)、明和町の邑楽用水路付近で起きた川俣事件は、鉱毒問題を谷中村の
渡良瀬遊水地化反対闘争へと転換させる引き金になった。