神田川の橋  (その1) (その2) (その3) (その4) (その5

 撮影地:神田川、JR秋葉原駅の周辺
 (注)本ページの画像は、CAMEDIA C-2000Z(211万画素)で撮影しました。なお、橋の長さ・幅は歩測です(笑)

 神田川橋梁   ←神田川橋梁 (JR総武線:千代田区〜文京区)
  (下流の)昌平橋の橋詰めから撮影 (F5.4,35mm)
  左側が千代田区、右側が文京区。
  プレートガーダー橋(2スパン、斜橋)。長さ60m(推定)

  中央に見えるハの字の形をした橋脚は鋼製でラーメン形式。
  左岸の橋脚はなんと、民家の敷地内に設けられている?  
  神田川橋梁の橋脚の中から覗ける橋梁群(聖橋、御茶の水橋、
  営団地下鉄)は、神田川の名景の一つである。

  写真上部はJR総武線の電車、
  左にはJR中央線の快速電車(赤い色)。
  橋脚の間からは、聖橋と営団地下鉄・丸ノ内線の鉄道橋が見える。
  この地点からすぐ下流でも、総武線は珍しい形式の橋梁:
  
松住町架道橋(まつずみちょう、緑色の鋼製タイドアーチ橋)で、
  外堀通り?を跨いでいる。

         昌平橋 (しょうへいばし:千代田区)→
      (下流の)万世橋から撮影 (F5.6,105mm)
      アーチ橋(コンクリート)。長さ23m、幅32m

     芋洗橋(いもあらい)、相生橋(あいおい)と
     名前を変え、現在の昌平橋となった。
     橋のデザインは万世橋とほぼ同じである。
     なお、昌平橋を渡った写真の右方向は、明神下。
     コアな人々がたむろする
秋葉で一番濃い区域。

     写真左上に見えるのは、
     
万世橋高架橋(煉瓦のアーチ橋?)
     現在は、交通博物館になっている。
     この付近には昭和の初期まで万世橋駅があった。
     万世橋駅の設計者は、東京駅と同じく辰野金吾。

昌平橋
万世橋   ←万世橋 (まんせいばし:千代田区)
  右岸下流から撮影 (F4.5,35mm)
  アーチ橋(コンクリート?)。長さ25m、幅35m

  最初の橋(1873年建設)は、万代橋(よろずよばし)という名前で、
  
橋本勘五郎(種山石工)が架けた2連アーチの石橋であった。
  現橋は、それを意識してか表面には石が張ってあるようだ。
  アーチ脚部の石張は五角形(ホームベースの形)であり、
  ディテールまで本格的な石橋を模してある。
  堂々とした親柱と鋼製の高欄(欄干)は風格を感じさせる。
  天端付近には歯状装飾(デンティル?)が施されている。
  アーチの曲線は円弧ではなく、楕円。

  なお、写真右上に見える緑色は、JR中央本線の万世橋架道橋
  (架道橋が跨ぐ中央通り周辺は、秋葉原の電気街である)。

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