久下橋の記念碑建設〜募金活動のお知らせ

 本ページは、旧・久下橋の功績を後世に伝えようというボランティア活動の紹介と
 旧・久下橋の記念碑建設のための募金運動へのお誘いです。

さようなら、久下橋

 久下のもぐり橋は思いやり橋   撤去中の久下橋(2004年1月23日)
 2003年6月、新久下橋の完成に伴い、約半世紀にわたって熊谷市と大里町を結んでいた旧久下橋は、
 その使命を終えました。橋の存続を希望する3427人の署名もむなしく、久下橋は撤去されてしまいました。
 今では久下橋の面影を偲ばせるものは、荒川には何一つ残っていません。
 時の経過とともに、久下橋が存在したという事実すら、忘れ去られてしまうのでしょうか。

ありがとう、久下橋

 そんな中、地元の有志やボランティアが中心となり、
 まちの駅くまがや(
http://www.machinoeki-kumagaya.net)のギャラリーで、
 「さようならそしてありがとう久下橋展」を連続して開いています。

 第1回企画展 「久下橋の四季点描」
  久下橋の写真展
  期日:平成15年11月13日〜11月25日
 おもひでの久下橋
 縮尺1/100の久下橋
←地元、久下小学校、
 6年1組の作品集。
 おもひでの久下橋。
 橋がなくなった今も
 久下橋の想い出は、
 子供達の心の中に残る。







←渾身の大作、
 縮尺1/100の久下橋!
 実際の設計図(壁に展示)を
 もとに約二ケ月かけて完成。
 製作者は元高校教師の
 中村明弘さん(62)。
 第2回企画展 「久下橋歴史探訪」
  写真イラスト資料、模型展示、パンフ製作
  期日:平成16年1月15日〜2月3日
 第3回企画展 伝えたい「おもいやりの心」
  子供達のスケッチ・絵画・作文展示
  期日:平成16年3月18日〜4月6日
 久下橋をしのぶウォーキング
  期日:4月4日(日)、参加者募集中!


久下橋の想い出を後世へ

 かつて橋の一生は、親子三代の渡り初めに始まり、供養塔の建立で終わったものでした。
 供養塔とは橋の労をねぎらい、その功績に感謝した、いうなれば橋のお墓のことです。
 久下橋を偲ぶ地元の有志は、埼玉県や熊谷市に記念碑の建設を要望してきました。
 その成果もあって、埼玉県土木事務所と熊谷市役所の賛同と協力も得られました。
 そこで、私達は自分達の力で資金を集め、記念碑を建設しようと行動を開始しました。
 原動力は住民パワーです。みんなの力で手作りの供養塔を建て、久下橋の想い出を後世へ伝えましょう。
 ここに、皆様のご協力をお願い申し上げます。

 久下橋の記念碑建設と記念誌出版のため募金活動
 目標金額: 350万円
 募金期間: 平成16年2月1日〜同年6月30日
 寄付内容: 寄付 個人 1口 1,000円から
    法人 1口 10,000円から
 連絡先: 久下冠水橋記念碑建設委員会 代表 蓮沼忠三
  360-0026 埼玉県熊谷市久下1826-1 (TEL) 048-521-7082
事務局担当 平 秀子  (TEL) 0903-514-9998
 活動団体: 委員長 蓮沼忠三
地元久下と「まちの駅くまがや」の有志、荒川流域みらい会議のメンバー、その他
会議中の建設委員会メンバー ←会議中の建設委員会メンバー

記念碑の案

   除幕式は、平成16年10月20日の予定

 設置場所:
  埼玉県熊谷市久下、荒川の左岸堤防
  久下橋のあった北側、堤防の外(住宅地の側)

 説明板:
  在りし日の久下橋の写真と歴史を解説

 記念碑:
  表側に、久下の渡し、冠水橋跡
  裏側に、ありがとう 思いやり橋

 久下橋に使われていた材料を再利用した、
 ベンチの設置も予定しています。

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