煉瓦造りの  (その8)_


 スリポム・コーナー  ←スリポム・コーナー(タイ王国チェンマイ)

 使われている煉瓦はかなり薄く、
 日本で見馴れた形とは異なる。
 この煉瓦は焼いたものではなく、
 日干し煉瓦(アドビ)だと思われる。
 風化して角が丸くなっているのが、
 これが何とも言えない侘しさだ。
 煉瓦の積み方は、かなりでたらめで、
 しかも目地材は泥のようだ。
 日本と違って、タイは地震が少ないから、
 それでも大丈夫なのだろう。

 アユタヤ遺跡
↑アユタヤ遺跡
 煉瓦積みは非常に粗雑なのだが生々しさが感じられる。
 アユタヤには日本人町があったようで、現地には
 アユチヤ日本人町の跡の碑が建てられている。
 碑にはアユタヤではなくアユチヤと表記されていた。

   ターペー門
 ↑ターペー門(Tha Pha Gate)
  起源は1296年までさかのぼれる古い門であるが、
  現在の門は1985〜1986年に市と大学及び市民によって
  再建されている。しかし、あまりに綺麗に修復されていて
  歴史の重みが感じられない。

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