根金小橋 (ねがね こばし)
場所:隼人堀川、埼玉県南埼玉郡白岡町下大崎〜荒井新田 〜 周辺の風景 〜
形式:鉄筋コンクリート桁橋(1スパン) 長さ9.7m(歩測)、幅6.5m 建設年:昭和9年(1934)5月
←根金小橋(上流から) 本橋は県道87号の道路橋で、 蓮田市から久喜市へ抜ける場所に架かる。 橋名は南100mに位置する根金橋(元荒川)に 合わせと思われる。 建設年から推測すると、大正8年から昭和11年に かけて実施された大落古利根川の改修事業によって 建設されたものであろう。 栢間堀と呼ばれていた隼人堀川は、 同事業で大幅な流路の変更が行なわれた。 ここから1.5Km下流に位置する高台橋も、 同事業で建設された橋であろう。 |
←欄干 欄干の高さは0.7m。コンクリートの打ち放しで、 表面には仕上げは施されていない。 親柱と橋詰には装飾らしきデザインはなく、 欄干の開口部にのみアーチの連続するパターンを あしらった唯一の意匠が見られる。 |