熊谷大橋

 場所:荒川、埼玉県熊谷市大麻生〜大里郡江南町押切、樋春(ひはる)
 形式:PC連続ラーメン橋(10スパン) 長さ1154m、総幅員10.0m  建設:昭和51年(1976) 

 熊谷大橋  ←熊谷大橋(右岸上流から)
  県道武蔵丘陵森林公園広瀬線に架かる橋。
  左岸には荒川大麻生公園、野鳥の森が広がる。
  形式はディビダーク式箱桁橋、PC13径間連続有ホ、
  右岸側のアプローチは部分的だが、曲線橋となっている。
  熊谷大橋は、
埼玉大橋(利根川、埼玉県加須市〜北川辺町)に
  デザインと構造が良く似ている。
  ただし、橋面はほぼフラットで、埼玉大橋のように
  勾配(太鼓橋状)は付けられていない。
  充分な幅の歩道が併設されているので、
  歩行者や自転車も軽快に渡れる。

  熊谷大橋が架かるまでは、
  この地点の渡河は、樋春の渡し(渡船)だった。
  旧大里郡御正村(みしょう)と大麻生村を結んでいた。
  
御正村の道路元標大麻生村の道路元標は今も残っている

 桁と一体となった橋脚
↑桁と一体となった橋脚
 橋脚と桁がT字型に
 一体成形されている。   

   桁の構造
  ↑桁の構造
   橋脚と桁が一体成形されたPC箱型ラーメン橋。
   写真中央に桁の繋ぎ目が確認できる。ヒンジになっているようだ。

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