元荒川水管橋

 場所:元荒川、右岸:埼玉県岩槻市掛(かけ)、左岸:岩槻市上野四丁目
 形式:ワーレントラス橋(下路平行弦、垂直材付き、3スパン) 長さ 65m(歩測)、幅 1.0m  建設:昭和48年(1973)

 元荒川水管橋  ←元荒川水管橋(下流から)
 元荒川水管橋は城北大橋から500m上流に
 架けられている。元来は水管橋(元荒川の上を
 水道水を渡らせるためのもの)だったが、
 平成14年に改修され、歩行者も渡れるように
 なったそうだ。
 この橋の右岸は岩槻市サイクリングロードの
 起点(終点)でもある。元荒川水管橋の上流は、
 橋のない区間が続き、2.7Km上流の
 川島橋(蓮田市川島〜黒浜)にまで及んでいる。

 元荒川水管橋の設計は東洋設計事務所、
 施工は久保田建設。
 改修時の施工は三浦建設工業。

 
↑元荒川水管橋(右岸から)
 橋門構の上に付けられているのは銘板ではなく、
 [頭上注意 高さ1.8m]の標識!
 歩いてみたが、確かにトラスの高さは低かった。
 トラスの弦材はレーシングされてなく、
 溝形鋼(100×50mm)2本を溶接してある。
 橋面は縞鋼鈑(2.4×3.0m)を並べただけの造り。

   

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