見沼代用水 〜 石仏と祠(ほこら) (その4)  (その1)(その2)(その3

 庚申塔
↑庚申塔 菖蒲町新堀(右岸)
 見沼代用水に隣接した南蔵院の
 山王大権現の祠の中。
 寛文十二年(1672)五月
 青面金剛(6手合掌)2童子の他に4人
 古いうえに
様式も珍しい庚申塔
  庚申塔
↑庚申塔 菖蒲町柴山枝郷(右岸)
 見沼代用水に隣接した常観堂の
 境内。宝永二年(1705)四月
 願主 神木村中
 唐破風が付けられ、像の彫りも立派。
  雷電宮
 ↑雷電宮 菖蒲町柴山枝郷(右岸)
  稲荷大明神の境内。建立年は判読不可
  柴山枝郷字神の木 氏子中
  雷電宮とは雨乞いの神様。

 道祖神
↑道祖神 蓮田市上平野(右岸)
 池田橋(見沼代用水)の右岸から西へ
 50m、県道77号線の脇の祠にある。
 天保四年(1833)十一月 上平野村
 星野某 高さ48cm、幅19cm

  弁天社
 ↑弁天社 蓮田市閏戸(左岸)
  愛宕神社の境内に祀られている。
  明治十一年(1878)八月
  閏戸村中 七八人 斉藤又市
  高さ65cm、幅25cm

  道祖神
 ↑道祖神 蓮田市閏戸(左岸)
  愛宕神社から南へ300m、住宅地内の
  路傍に祀られている。祠に入れられ
  ワラジが奉納されている。
  明治十九年(1886) 高さ16cm、幅17cm

 馬頭観音、弁財天、庚申塔
↑馬頭観音、弁財天、庚申塔  蓮田市閏戸(左岸)
 久伊豆橋の橋詰(この付近には久伊豆神社が多い)。
 馬頭観音(大正6年建立)、弁財天(天保年間)、
 庚申待(享保16年建立)、力石が祀られている。
 ここから300m東の薬師堂、1.5Km上流の蓮田市駒崎には
 江戸時代に建てられた
石橋供養塔もある。

  
力石
 ↑力石(ちからいし)  蓮田市閏戸(左岸)
  ←の弁財天の脇に置かれている。
  安永三年 奉納力石 二拾五貫目 上閏戸村中
  力石とはその昔、村の若い衆が力自慢をするために
  使った石のこと。この石は安永三年(1774)とかなり古く、
  重さは25貫(約94Kg)もある。

 供養塔(道標)
 供養塔(道標) 
 さいたま市見沼区東宮下
 七里小の東、県道105号の脇
 形態:単独 状態:並(表面磨耗)
 享保十二年(1727) 寒念佛供養塔
 高121cm,幅40cm,奥22cm
 正面(右下)者らいち(原市) 上△道
 (左下)古ん△いりみち

  庚申塔(道標)
  庚申塔(道標)
  さいたま市緑区三室
  (南宿)旧赤山街道の辻、中尾との境界
  形態:単独 状態:良
  寛保二年(1742) 青面金剛像(六手)、
  日月、ショケラ、二童子、邪鬼、四夜叉
  三猿、二鶏
  高208cm(台47cm),幅41cm,奥39cm
  右面(左下)東ハ赤山道、左面(右下)西ハ大宮道

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