見沼代用水 〜 石仏と祠(ほこら) (その3)  (その1)(その2)(その4

 道祖神
↑道祖神 騎西町上種足(右岸)
 榎戸橋の右岸橋詰から100m南西
 県道38号加須鴻巣線の脇に
 祀られている。
 建立年は記されていない。
 高さ60cm、幅23cm
  馬頭観音
 ↑馬頭観音  騎西町戸室(左岸)
  
星川水管橋の付近。西側を向いて建てられている。
  これらは比較的新しく、天明、寛政、安政年間に
  建てられている。表には馬頭観世音、戸室村等の文字が
  あるが、側面や裏には何も刻まれていない。
  ここから北へ100mにある農道は、星川の
  旧左岸堤防(控堤)だった
中ノ目堤の跡である。
  辯財天
 ↑辯財天 騎西町中種足(右岸)
  種足小学校の南側にある雷神社。
  天明八年(1788)正月 中種足講中
  辯財天とは弁財天のこと。
  右側面に5人の氏名
  高さ65cm、幅24cm

 巡礼塔(道標)
 巡礼塔(道標) 騎西町中種足
 雷神社  状態は並
 天保十五年(1844)二月
 高98cm(台28cm)、幅32cm
 台正面:(右)此方/志やうぶ
      (左)此方/ぎやうだ
  左面:(右)此方/かうのす
      (左)此方/きさい

  庚申塔(道標)
  庚申塔(道標) 騎西町中種足
  種足村役場跡  状態は良い
  文化九年(1812)正月
  高126cm(台32cm)、幅44cm、奥42cm
  台左面:西,行田/くまがへ
   右面:東△△
   裏面:北,きさい/加須

  如意輪観音(道標)
  如意輪観音(道標) 騎西町中種足
  県道313号の脇に集合(9体) 磨耗大
  嘉永二年(1849)二月
  高86cm、幅30cm、奥19cm
  左面:左,ぎやう多”(行田)/
        くまかい,道
  右面:右,きさい/加ぞ/
        ふどうお可(不動岡),道

 辯財天
↑辯財天 騎西町中種足(右岸)
 泉蔵院の境内にある。
 寛政十二年(1800)正月 願主
 当所下分 巳待講中。
 巳待とは弁才天とほぼ同じで
 水の神様を信仰したもの。

  庚申塔(道標)
  庚申塔(道標) 騎西町芋茎(左岸)
  久伊豆神社跡 祠の中で状態は良
  嘉永二年(1849)三月 台座の2猿は
  川里町上会下の庚申塔(道標)と
  似た様式。加須石工 石川某
  台正面:右くき/△加うのす

  辯財天

 ↑辯財天 騎西町芋茎(左岸)
  大神宮の境内にある。
  元々は舟場橋(見沼代用水)の
  左岸橋詰に祀られていたもの。
  寛政元年(1789)三月建立
  巳待講中 十五人。

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