水城公園_  本ページの画像は、NIKON COOLPIX 995(334万画素)で撮影しました。

 撮影地:埼玉県行田市水城公園

 水城公園
↑水城公園
 忍城の外堀と忍沼(昭和初期まで残っていた)の跡地を公園化したもの。
 行田市の前身は忍町(おし)である。公園内には大小様々な池があるが、
 写真のしのぶ池は南北200m、東西100mの大きさで、釣り人も多い。
 しのぶ池の水は
忍沼川(忍川の支川)へ導水されている。
 行田市には、
さきたま古墳群古代蓮の里見沼代用水元圦公園
 
利根大堰(公園じゃないってば!)など、大規模な公園がある。
   案内標識
  ↑案内標識
   公園通りと記されている。
   市の木、イチョウの葉を
   モチーフにしている。
   公園通りの北端には
   
蒸気機関車が展示されている。

 沼の西端の石橋
↑しのぶ池の西端の石橋
 しのぶ池には、レトロな外観の橋が架けられている。
 どの橋もコンクリート構造だが、表面には
 石(凝灰岩?)が貼ってある。この橋の北西500mには、
 復元された
忍城(行田市郷土博物館)がある。

   
しのぶ池で戯れる水鳥
  ↑しのぶ池で戯れる水鳥
   カモやアヒルが遊ぶ。餌付けされているのか、
   非常に人に馴れている。
   池の周囲にはヤナギとサクラの木が植えられている。
   池の蓮は古代蓮の里から分株したもの。

 公園橙
↑公園橙(ガス橙風)

   
ホテイアオイの池


←ホテイアオイの池
 道路を挟んで、しのぶ池の東側に位置する。
 この池にも石橋風の橋が架かっている。
 秋には池一面が、ホテイアオイの紫の花で埋まる。

 ホテイアオイの池の北には、
 田舎教師の碑(昭和36年建立)もある。
 田山花袋の小説「田舎教師」のモデルと
 なった小林秀三は行田市の生まれである。
 熊谷中学(現.熊谷高校)を卒業してから、
 羽生の弥勒小学校(現.三田ヶ谷小学校)の
 代用教員となった。田舎教師は
 「四里の道は長かった。その間に青縞の市の
 立つ羽生の町があった」という書き出しで始まる。
 行田から羽生へ向かう描写である。小説の舞台は
 隣の羽生市だが、その出発点は行田市なのだ。

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