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 旧牛子堰
↑旧・牛子堰  
九十川、埼玉県川越市木野目
 大正2年(1913)4月建設(銘板あり)。
 牛子堰は九十川(
新河岸川の支線)の旧流路に残る、
 農業用水の取水堰。花崗岩製の巨大な門柱が圧巻。
 建設記録(埼玉県行政文書 大240-4)が残されている。
 河川改修によって九十川の流路が変更されたために
 旧・牛子堰は廃棄された。九十川の新流路には、
 代替施設である新牛子堰が建設されている。 
   伊佐沼堰
  ↑伊佐沼堰  旧赤間川、埼玉県川越市伊佐沼
   昭和6年(1931)4月建設(銘板あり)。 →
 伊佐沼堰の詳細
   旧赤間川に残る農業用水の取水堰。旧赤間川とは
   赤間川の旧流路。赤間川は昭和12年頃に実施された新河岸川の
   河川改修によって、新河岸川へと繋げられた。
   同事業によって伊佐沼堰の代替として、新河岸川には
田谷堰
   建設されている。それまで赤間川は伊佐沼の唯一の水源であった。

 田谷堰の樋管群
↑田谷堰の樋管群 
新河岸川、埼玉県川越市宮元町
 昭和13年(1938)3月建設(銘板あり)。
 これらは
田谷堰の上流右岸に3基が連続して
 設けられた樋管で、農業用水を取水している。
 定型的なデザインの樋門であるが、門柱部分を
 曲面施工するなど細かい配慮がなされている。
 (コンクリートの洗掘を防ぐためであろう)
 新河岸川には練石積みの護岸が施され、景観は良好。

   名称不明
  ↑名称不明  伊佐沼代用水路、埼玉県川越市菅間
   伊佐沼代用水路(農業用水)の上流部に設けられた古い樋門。
   用水路が市道を横断する地点に設けられている。
   建設年は不明だが、昭和9年〜13年にかけて実施された県営の
   伊佐沼代用水路改修事業によって建設された可能性が高い。
   ゲートは木製、ゲート巻き上げ器はかなり古い形式である。
   樋門本体はコンクリート管。

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