忍川橋梁 (おしかわ)
所在地:忍川、埼玉県行田市桜町一丁目〜宮本町 秩父鉄道の行田市駅と東行田駅の間
形式:プレートガーダー橋、3スパン(6.6m+9.1m+6.6m) 建設年:大正末期(1925年)頃
(注)本ページの画像は、Nikon COOLPIX 995(334万画素)で撮影しました。
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←忍川橋梁(下流から) 深紅色のガーダーが美しい橋梁。正式名は 新忍川橋梁。この橋も秩父鉄道(旧.上武鉄道)に 吸収合併される前の、北武鉄道が建設したのだろう。 状態は良く、大きな改修も受けていないようなので 建設当初のままの姿で今に至っている。 橋周辺の忍川の護岸は練り石積み。なお、持田駅の 西側には、上忍川橋梁(橋台は煉瓦造)がある。 忍川は中川水系の一級河川。 この付近は大正末から昭和初期にかけて 大改修されたために、当時は新忍川と呼ばれた。 現在ではあえて新忍川と呼ぶ人は少ないという。 忍川は水質はきれいとはいえないが、 餌を求めてなのか、シラサギやカモが多い。 |
↑左岸下流から 橋脚と橋台はレンガ製。たぶん日本煉瓦製造(株)の 赤煉瓦であろう。橋梁区間のレールは、本線に 八幡製鉄 37 A <S> 1956 IIIII O.H、補助レール (安全レール?)には、米国のスチールトン 60-A.S B.S.CO. STEELTON IIIIIIII 1920 O.Hが 使われている。これは古レールを転用したものだろう。 |
←橋脚 中央のスパンは桁が 厚くなっている。 このため、橋脚の天端は かけ違い(桁の座面の 高さが異なり段違い)に なっている。 水切り(先端の丸みを おびた箇所)には、 茶色っぽい石材が使われている。 経年変化で変色したのかも しれないが、 この石の 質感と仕上げ(こぶ出し)は すごくいい! |